2014-01-01から1年間の記事一覧

「買って使って売る」から「買うと同時に売りながら使う」へのシフト。

「琢はTシャツ何枚持っている?」 先日、サンディエゴから帰国した一造に突然聞かれた。 彼の知り得る限り僕は最も物を持たない人間らしく、確かにその通りだと思うのだが、その話の延長で未来の所有のあり方について話したことをちょっとここで書いてみる。…

難民×体験ギフト。

僕は家系は日系移民だ。 広島県民であった曾祖父母が戦前にシアトルへ渡り、その後サンフランシスコで生活している中で第二次大戦が起き、直前に帰国していた僕の祖父は日本軍、その他の家族は強制収容所(その後米国軍として兄弟で戦う)という中で生き抜い…

度肝を抜かれたバレエ観劇。

昨日は先日SowExperienceで販売させていただいた東京バレエ団の公演があったので夜、観に行ってきた。 内容は白鳥の湖(短いバージョン)とボレロだったのだが、上野水香さん踊るボレロが圧巻で度肝を抜かれた。 バレエであると同時にコンテンポラリーダンス…

子連れオフィスの次は難民インターン。

子連れ出社は相変わらず活況で、日々受け入れ態勢も強化されている感じがしている。 そして昨日からはミャンマー人難民の両親に生まれた難民二世の大学生、シャンカイ君がインターンとしてオフィスに滞在中。 彼は写真の記事中にもあるようにMeal for Refuge…

たかが3%の個性。

子どもを見ていると、どの子もほとんど同じだなと思うことが多い。 女の子のことはあまり分からないが(男と女は結構違う気がするので)、男の場合は、電車など乗り物が好きで、一定年齢になると“おなら・うんち・おしっこ・おちんちん”が大好きで会話の半分…

赤ん坊同伴社会(その後part2)

赤ん坊同伴社会に早くも超えるべき障壁が現れた。それは二歳児の登場だ。 二歳児と言えば歩き始めて、でもまだ聞き分けがつかない手のかかる時期。 赤ん坊同伴社会を目指して子連れ出社をokにして、というか自然とそうなっていって、全く問題なかったので少…

出産祝いの大本命。(になれたらいいな)

昨年のリラックスカタログBlue以来の新商品が登場。 今回は出産祝いなど赤ちゃん・親御さん向けにプレゼントすることを念頭に置いた商品です。 その名も赤ちゃんのためにさいしょにえらぶ経験のカタログ。 年齢的に1-2年前から周囲が出産ラッシュに入ったけ…

今日の我が家はBooming Africaラボ。

先ほどまで自宅にウガンダ人のロナルドが遊びに来ていた。 幼い頃にエイズで両親を亡くし、あしなが育英会のサポートで日本に留学してきた彼も、まもなく大学院を修了し、とある大企業で働き始める。 といっても単なる就職ではなくアフリカ支社の社長になる…

管理の病への徹底抗戦。

今朝、ふとしたことで鉄の話になったのだが、その中で聞いた東京タワー建設時の話が面白かったので、少々。 東京タワーはご存知の通り鉄塔で、鉄と鉄の接合に大きな鋲を使っているが、あの鋲の打ち込みには2人のスーパーマンが必要だったそうだ。 ひとりは鋲…

赤ん坊同伴社会(その後part1)

noteにダッシュボード機能があって全記事の閲覧数などが見られることが分かり、なるほど体験についてやオフィス(組織)について書いてる時の方がアクセスが多いことが分かったので、うかれた僕は何度となく書いている子どものいるオフィスについて更に思考…

尾道からのふたつの土産話。

尾道からのふたつの土産話。 先ほど青空の下を歩いていたら、ふと、先日尾道に行った時のことを思い出したのでよもや話を2つほど。 ひとつは臭いおしぼりの話。 尾道の中心部から15分くらい歩いたところに新開(しんがい)と呼ばれるエリアがあって、ここは昔…

「心地よく働く、居心地良い労働環境を作る」そういう信念さえあれば。

最近、シェアオフィスやコーワーキングスペースと呼ばれるものが流行っている。 僕らも4年前に今のオフィスに移転してきた時、人数に対してスペースが明らかに広かったので、色々な人に間貸しを始めて一時は15人か20人ほどの入居者がいた。 (仕事旅行社やco…

乗り物大好き。

僕は男なのでやっぱり乗り物が好きなのだが、そんな僕にとってはこの間の週末は夢のような二日間だった。 土曜日はとある場所で自転車のメンテナンスレッスンを受けてきた。 これが実に勉強になる。僕はあいにくの雨で自分の自転車に乗っていけなかったのだ…

奇跡的な名前。三輪さん、大岩さん、鳥居さん。

奇跡的な名前の人が、たまにいる。 僕の知り得る限りで最も奇跡的な名前の方が、以下の2名。 ひとりはビッグロックというボルダリング施設を運営する大岩さん。 「ビッグロック」はもちろん「大岩」から来ているのだが、ボルダリングでロックって、そりゃも…

Julieとトマト蕎麦。

今日は友達のLioが、東京在住のフランス人イラストレーターJulieさんを連れてきてくれた。 今日が初めましてなので多くは語れないけれど、イラストで彼女の日々を表現してる彼女のBlogがとてもキュートなのでご紹介。 来週か再来週、みどり荘を訪問してエキ…

コミュニケーション・インテンシティ。

この時期毎晩サッカーを観ていると、いかに海外の著名な選手の身体が強いか、倒れないか、そして倒れずに1cmこらえて進んで、その瞬間にシュートをしパスを出すことが点に繋がるか、そういうことがよく見て取れる。 コミュニケーションにも同じことが言える…

喋っていこう。

SowExperienceでは月曜日の朝は、いや月曜日の朝だけ、全員集まって簡単な全体ミーティングを行っているのだが、これがなかなか面白い。 ひとり2-3分で先週やったことや今週やることを話す、という大変単純なものなので、天気が良く気圧が低くなければハイテ…

体験の価値(その2)ー事前・事後の体験価値の最大化

二本立ての2つめは「体験価値の最大化」について。 ひとつの体験には一定の価値があるわけだが、この価値は事前または事後のアクションによって大いに変動し得るという話だ。 実例を挙げた方が話が早いので、それぞれひとつずつ。 先日、国立劇場での歌舞伎…

体験の価値(その1)ー評価の定まっていない体験の価値

唐突だが「体験の価値」に関する二本立ての記事を更新。 ひとつめは「評価の定まっていない体験の価値」について。 世の中には評価の定まっている体験、つまり「きっとこの体験をすればこれくらいの効用が得られるであろう」と広く認識されている体験と、そ…

The Last Desert、それは南極。

今日は体験ギフトがよく売れる。 株主総会が終わって慰労会や人事異動などが多いのだろうか、退職祝いなどの用途も多いようだ。 サマーギフト特集ページも用意しており、エクスペリエンスの数や利用できるエリアもどんどん拡大してるので、贈り物の際はぜひ…

褒めて伸ばすトイレ。

今日は朝、黒崎さんから面白い話をいただいた。 聞いて、話をしているだけでワクワクする。 実現するのはほんの一部だと経験則で知っているけれど、そんな風にキャッキャ言いながら話していることが楽しいし、大切なのだ。 帰りがけに原宿駅のトイレに立ち寄…

620円で国宝連発。

2000年から5,6年だろうか、10年くらいだろうか、記憶が定かでないか毎日欠かさずBlogを書いていたのだが、そんな状況になりつつあり何だか面白い。 今はSNSが発達しリアクションを得やすいので書く動機を見いだしやすいのだが、当時は思えばそんな動機などほ…

赤ん坊同伴社会。

今日は日中、妻と赤ん坊がオフィスへ。 赤子を抱える彼女が企む新たなスモールビジネスはとても意義深くうまくいきそうな気がするのだが、その撮影をするためだ。 僕の知る限りでも彼女は五つ六つくらいの小商いをしてきているので、なかなかの商人であると…

赤ちゃんと巨人。

今日は朝、大事なmtg。 自分の仕事、自分たちの仕事をどう定義するかはとても大事なことだと思う。 正解はないので、常に、今自分たちは何をやっているか、どこに向かっているか、それを意識していかなくてはならない。 昔エンパイア・ステートビルの清掃員…

15時、オフィス到着。

何となく最近、「書きたい意欲」がうずいてきたので、気の向くままに細く長く書いてみようと思う。 今日はただいま15時、この時間にオフィスに到着したが、そんなことが日常茶飯事で、いつもオフィスを守って&盛り上げてくれているみんなには感謝、感謝。 …

着眼大局(着手小局)。

先日、とある電機メーカーでインターホンの企画設計をやられている方がオフィスにいらしたのだが、話を伺ってちょっと心配になってしまった。 なぜならGoogleがネットと繋がっているサーモスタットを作るNestという、設立数年の会社を2000-3000億円で買収し…

修学旅行。

修学旅行というのはなぜ皆で一緒に旅をするのだろう。 良い思い出作りというのは間違いない。 でも一方で団体によるスケールメリット、つまりコスト削減の側面も強いのだろう。 でも、今朝読んでいたニュースに書いてあったのだが "Safety should come befor…

夢の語り方<その1>。

最近、仕事において夢を語る必要があった。 いや、いつも良い意味でも悪い意味でも常に夢を語っているし、夢のようなことばかり言ってるし、夢見がちでもあるのだけれど、ちょっとしっかりと夢を語らなくてはならない場面があったのだ。 簡単に言うと新しい…

匿名のサポーター。

我が家ではあしなが育英会に毎月数千円の寄付をしているのだが、そのお礼として、教育資金を受け取った(親を失った)子どもから、時たま手紙が届く。 どこかの誰かからの、匿名の手紙だ。どこの子どもが送ってきたものか知る術がないのだが、出し手の方も、…

ジャパンタイムスとインターFM。

ジャパンタイムスとインターFMというのはとても相性が良いのではないか、いっそのこと合併したらかなり相乗効果があるのではないかと、今朝ふと思った。 インターFMは最近、特に朝の番組でピーター・バラカンを起用し人気が出ているようだが、局のコンセプト…