「心地よく働く、居心地良い労働環境を作る」そういう信念さえあれば。

最近、シェアオフィスやコーワーキングスペースと呼ばれるものが流行っている。 僕らも4年前に今のオフィスに移転してきた時、人数に対してスペースが明らかに広かったので、色々な人に間貸しを始めて一時は15人か20人ほどの入居者がいた。 (仕事旅行社やcoconala、クロスフィールズやWHILLなど、勢いある人たちが多いのもちょっと自慢)

でも最近、別の形で気に入っているというか、うまくはまったオフィス共有事例があった。 それは、品川に事務所のあった3人チームのWebマーケティング会社に、社長は以前からの少し年下の友人だったのだが、事務所を引き払ってSowExperienceのオフィスに移転してきてもらったのだ。

彼らは半分は別のクライアントの仕事を、もう半分は僕らの仕事をやってもらっている。 このパターン、何と呼ぶのだろう。常駐?単なる移転?買収?ではないか笑 でも、彼らの大切な時間の半分を僕らに割いてくれているのであればそれは外注先とはいえ大切な仲間であるし、そんな彼らと同じオフィスで一緒に仕事をできていることを、日々、とても嬉しく思う。 今も僕の左前方で3人のうち2人はパソコンで作業をしていて、もうひとりは大量にあるギフトの梱包を進めてくれている。ありがたい。

時代はどんどん進むしその中で社会も少しずつ変わっていく。 一社ごとにひとつの事務所という時代でもないし、逆にひとつの事務所に一社ずつという時代でもない。 「心地よく働く、居心地良い労働環境を作る」 そういう信念さえあれば、色々と工夫する余地があると思うのだ。

と思う後ろで今は、育児休暇中で印鑑をもらいにきた通称Hぽんが、梱包や電話応対を手伝ってくれていて何とも助かる、助かる。