二本立ての2つめは「体験価値の最大化」について。 ひとつの体験には一定の価値があるわけだが、この価値は事前または事後のアクションによって大いに変動し得るという話だ。 実例を挙げた方が話が早いので、それぞれひとつずつ。
先日、国立劇場での歌舞伎観劇のチケットを販売した。(こちら) でも、ただの観劇であればプレイガイドで十分だし他にもあるので、この時はプレトーク、つまり歌舞伎とはどんなもので、今日の公演の見所はここで、こんな役者が出てきます、そんな講義を事前に行ったのだ。 これは、同じ歌舞伎を観るのでも事前に予備知識があるとないとでは別物だろうということで、とても好評だった。チケットも高額にもかかわらずよく売れた。 要するに「事前準備をする」ということなのだが、それによって同じ体験でも価値を高めることができる。
もうひとつは事後的な価値最大化について。 昨日、ゴビ砂漠250kmマラソンを走り終えた友人をオフィスに招いたという話を書いたが、彼は大学卒業後、しばらくニートをしていた。 多分その時はつらかっただろうが、その後様々な変化が起こり、今では砂漠マラソンを終えて次は南極に、、、ということになっている。 もし今でもニート生活を送っていればそれはやっぱりニートでありその経験に価値を見出すことは難しいとおもうが、今こういう状況になって振り返ってみれば、あのニート時代があったからこそ今がある、と言えると思うのだ。 つまりその後の成り行き次第で事後的に、昔の体験の価値が変動していく好例だと思う。
だから何だというわけでもないのだが、だからこそ動き、変化していかなくてはならないのだと思う。 そしてちなみにだが、歌舞伎に続いてバレエの特別企画チケットも2種類販売開始したので、それぞれ30枚限定、ご興味ある方はぜひ。 →定番2つを良いとこどり、「白鳥の湖」(第2幕)&「ボレロ」 →4歳のお子様が鑑賞できる子どものための本気バレエ