ラジオとSNSの広告対決。

▼先日電車に乗っていて、たまたま、ラジオとSNSの車内広告を同時に見つけた。 ラジオとSNSといえば、どちらもメディアではあるが、一方は一部の局を除いて影響力の低下が目立ち、一方はビジネスモデルこそ依然としてはっきりしないものの飛ぶ鳥を落とすような勢いで成長を続けている。 ▼いずれにしても、メディアという特性上、その媒体力を背景に広告費を稼いで運営されている。 そんな広告費で収益をあげている会社が出す、車内広告。 それは彼らが自身のメディアにかける想いが詰まっており、真価が問われるもののはずだ。 そんな気持ちで両社の広告を眺めていた。 そして、そこに書かれていたのは以下のようなものだった。

ラジオ:『ラジオは脳にきく』 SNS(無料ゲームの広告):『お金はないけど時間はある』

▼僕は、前者の広告には非常にポジティブな印象を受けた。 時代の流れには乗れていないかもしれないが、自分たちのサービスは絶対に良いものであり、なんとかして活路を見出そうという姿勢が込められている気がする。 一方で後者の広告を見た時にはとても気持ちが萎えてしまった。 『お金はないけど時間はある』、だから無料ゲームで時間を潰しましょうとでも言いたいのか。 この会社は今大いに収益をあげているみたいだが、その先に明るい未来はあるのか。 自分たちの事業や出稿主ではなく、ユーザに対する愛はあるのか。 そんなことを考えさせられる両社の広告だった。 →真面目な話一覧社会/ビジネスの話一覧