未来の仕事第9期 第2回 ゲスト:サラリーマジシャン内田伸哉さん

この記事は僕が講師を務める自由大学未来の仕事の講義録です。

【第一部】 ◎ゲスト:内田伸哉さんによるプレゼン ・電通コピーライター、サラリーマジシャン ・マジシャンの経歴 ・マジックの種類 ・「創造」「mix」がキーワード  「マジック+心理学」「デジタル+マジック」など ・世界のエンタメ 「シルクドソレイユ」、「Still Free」など ・日本のエンタメ 「フミコの告白」など ・「バイラル広告」  →日本の広告でも、インターネットで多く検索されることで、   世界からも注目を集めることができる ・『世界に響くエンタメを作りたい!』  そのためには、時代の波をとらえ、「検索」し、「共感」してもらえる  エンタメであることが重要  ⇒「iPadマジック」の誕生 ・2011年の目標とこれから  ①仲間を探す  ②新しい手品の確立(「映像」+「マジック」)  ③結婚式マジック 価格5万円、参加型、練習不要など ・世界に誇れるエンタメを生み出したい ・「ソリトン」が好き  (例えば、サッカーのゴールシーンの視聴率のような波動のこと) ◎質疑応答 (問)アイデアはどこから? (答)・コピーライティングは、人と話しているときに浮かぶ(共感)    ・マジックは、一人で悶々と考える    ・一人から出てくるもののほうが「するどいもの」ができる    ・新しいことをやるには、個人のほうが起爆させやすい    ・上場していない会社のほうがおもしろいものを作っていることが多い (問)金融系のCMなど、創造的なものが作れない場合は? (答)・一つは、割り切ること。イメージなど守るべきものもある    ・もう一つは、面白いと思うものを自分でとりあえずやってみること     たくさん作ってみること (問)本業のコピーライターとマジシャンの区別は? (答)・時間は、電通がフレックスでかなり自由なので、融通が利く    ・どちらも「人を驚かせて、経済を動かす」もの    ・本業では「お金」がある程度自由に使える分、制約もある     逆に、マジシャンは、資金不足なことがあるが、エッジのある     ものを作れる。補完関係。    ・他の人のものがおもしろいと「くやしい」気持ちがモチベーション (問)いつも目標をたてているのか? (答)・1年に1つの目標を立て始めたのは、2003年から    ・過去の目標は、「サーカス」を主催する、「映像技術を身につける」など (問)結婚式のマジックのサービスはすぐにもできそうだが? (答)・ブライダル会社では、お金を持っていかれる    ・理想は、口コミなどで広がり、メディアに取り上げられ、     ブライダル会社から依頼されて仕事をすること ◎その他余談 鳩の見分け方、鳩の調教の仕方など

【第二部】 ◎ゲスト:ヤエオさんによるプレゼン  ・「日本は素敵な国なのに、国内に旅行することが少ないのはなぜ?」  「観光するところがない」「目的(会いたい人など)がない」から?  →日本にいる「おもしろい人」を訪ねたら、旅行の目的になるのでは?  ⇒『人に会いに行く旅行』を作ろう ・海外にある「airbnb」(http://www.airbnb.com/)を参考に  ホテルではなく、現地に住む人の家に泊まれる旅行 ・知らない人の家に泊まるのは不安  →あらかじめ、宿泊先の主を取材することで不安を解消する  →日本全国のおもしろい人を探して紹介する ・収益は、宿泊費の一部 ・課題は、サブレント(又貸し)が違反であること。  宿を紹介するためには、資格がいるので、その資格を取得する予定

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