友人が本を出しました。駅ナカの小さな書店でも平積みされているのがすごい。
昔から読書家でバックパッカーで物知りだった彼は、大学1年の頃にパソコンの授業で出会って一緒に遊んだり一緒にいろんな活動をし始めた当初から、言葉選びや物事の本質をズバッと捉える才能がありました。
2005年のSOW EXPERIENCE設立時、しばらくの間掲げていた「我々のめざすこと」というミッション・ステートメントも彼によるテキストで、当時その文章はとても人気があり、多くの人から評価いただいたことを今でもよく覚えています。
そして当時はギフトで紹介しているすべての体験に、それぞれキャッチコピーがつけられていました。
ワイルドスピード!激流ドライブ!(ラフティング)
おいしい器の、作り方(陶芸)
乗ってきな、江戸っ子のオープンカー(人力車)
これらのコピーも初期の大部分は彼によるもので、これまた割と人気がありました。
今は同じ街に住んでいるので、日々すれ違ったり、一緒に食事をすることも多いのですが、それに加えて彼の本文であるマーケティング的な視点で助言をもらうべく仕事の相談をすることも少なくありません。
そんな彼の初の著書。
僕はこれまで散々、その知見の恩恵に預かってきているわけなので、オススメできるのは大前提です。気になるのはそこからで、ある程度売れた後にどんな展開が待っているのか、それを楽しみに様子を伺っていこうと思います。
どんな展開になろうと、曜日問わず朝は鎌倉の海に入って波乗りして、そこから仕事に向かうようなスタイルはきっと変わらないと思いますが。
2月に出した自分の本と並び、近しい友人のひとつの節目かと思い記念投稿でした。