今どきの中学生 × ChatGPT

僕はお試し程度の気持ちでChatGPTに課金して最新版を使っているのですが(円安で割と高い、、)それを知ってる中1の長男も勝手に同じアカウントを使用しています。そしてたまに彼の使い方を覗いてみると、なるほどそう使うかと唸らされます。一例としては、こんな感じ。

・Unityのコードを書かせる(これは割と初期の頃からやってたみたい)

・想定と違った部分や分からない箇所をひたすら質問する

・10代の就農させるためのアイデアを問う(何か学校で課題があったのかな)

・その中で面白そうなものはイラストで出力させる(それをそのまま提出とかしちゃうわけ?)

・ifとかwouldなど勉強したい英語に関する問題を作成させ、そして解く

・採点/確認させ、間違った場所は指摘してもらった上で追試問題を出させる

個人的には英語の問題を出題させているのが割と衝撃的でした。

あ、そうか。そういうのも、もはや、その場でカスタマイズ参考書にしちゃう感じなんだ、と。

10問出されたのに5問しか採点されなくて、人間(長男)が突っ込んでGPTさんが謝る場面などもあって、タイムラインを追っているだけでちょっと笑えました。

 

何となく彼らを観察していると、使い方が自然なのですよね。

こっちは「何か面白くて便利な使い方はないか」と、ない知恵絞りながら使い道を探ってるけど、彼らは遥かにスムーズにあの手この手を繰り出す感じ。

フェデラーを見てるといとも簡単そうに球を打ってるように見えるのに、いざ自分でやってみると全然同じようにできない。そういうのに近い気がします。本人に聞いてみると、何か面白い使い方はないかと色々試行錯誤しているようなのですが。

そして、この類のセンスはゲームとかデジタルデバイスにある程度触れてこないと養われないと思うので、一定の制限はしてきたけれど割と自由にやらせてきた良い面が出ているのかもしれません。今評価を下すことはしたくありませんし、しない方が良いと思いますが。

 

このChatGPTまわりの話、もう少し観察を続けて考えたり、自分なりに整理した上で書きたいなとも思ったのですが、取り急ぎ面白かったのと示唆的で参考になる気がしたので共有でした。

写真は10年近く前の彼。お面を被りながら食べようとして「あ」となっている絵。

この頃から変わっていたけれど今も結構変わっていて、そのまま突き進んでいって欲しいです。