鮭の遡上

昨日、北海道から戻ってきました。長男次男と共に釧路でキャンピングカーをレンタル。その後約1週間で根室中標津知床半島を超えて網走まで、その後南下して美幌や屈斜路湖を超えて釧路まで戻ってくる行路。事前に何となく宿場であるキャンプ場はイメージしていたものの、電話しても「空いてて誰もいないから予約なんていらねーよ」みたいなところばかりで皆さん適当なので、宿泊場所は何となく決まってる、その他どこで何をやるかも何となくしか決まっていない、ゆるゆる気まぐれツアーです。 一番印象に残ったのは鮭の遡上。映像や写真で何度も見たことはあったはずだけど、河口に近いとはいえ割と細く急な流れの川のありとあらゆる箇所に、鮭が流れに逆らう形で全身をうねらせている姿に心打たれました。もちろん全身ボロボロ。そこら中に力失せ横たわっている鮭もちらほら。遡上を見始めた橋の下から上流に向かって、20-50cmくらいの自然または人工的な段差が何十段も続いていて、さすがにここまでは無理だろと思って登っても登っても、まだ無数の鮭の行進が続いてました。この先どうなっているのかと思い300-400m進んでみましたが、その地点では終わる気配なし。それもそのはず、ここから数十キロ先の上流まで登っていくわけですから。割とこの時期、北海道の色んなエリアで見られるようなので、もし行かれる方がいたらぜひ。一見地味だからか、あまり観光としては推されていない予感ですが、僕的にはベストでした