建設的な非同意

本を読んでいて「建設的な非同意」という言葉が出てきたのですが、これはとても良い表現だなと思いました。強いて換言すれば「話は分かる。けれど僕は私はこう思う」ということだと思いますし、こういった状況はどんな人間関係間、家族でも友人でも仕事仲間でも、よくある話です。むしろ、それくらいの意見の違いがない方がおかしいし、当事者の意見やポジションが明確でないことの証です。意見が異なるからと言って、つまり非同意だからといって仲悪くなる必要などないし、あーそうなんだお互い考え方が異なるね、で済む話です。会社組織の場合には、異なる意見の人が集まっていても何かしらの決定を下して話を進めていく必要があるので、そのためにポジションや役割があります。でも、決定してやってみたら思ったのと違ったよねということもあるし、そしたら当初は非同意だった人の別プランを試してみればいい。 こういう諸々を、僕はできるだけカラッと気持ち良くやっていきたいなと思っていて、仕事そのもので成果を出すことももちろんですし、そのプロセスにもかなりのエネルギーを注いでいるつもりです。 意見をもちポジションを取ること、その上で異なる意見を交わすこと、建設的な非同意を引き出すこと、その上で決定をくだして動き、観察しながら良い形に向かうよう善処すること。明日はもう少しうまくできるよう、実践を通じてトレーニングするのみです