人との距離感から考える大切な問い

人との距離感の取り方・取り具合に思案することがあれば、どちらかというと距離を取るより距離を縮める形の方が望ましい(というか有利)。ひとつ前の投稿を読み返して何だか小難しく書いているような気がしましたが、言わんとしていたことはそういうことです。その理由はこれまた前回書いた通り2つあって、 1.ベストな距離感など分からないし、そもそもない 2.疎遠さは固定しがちだが近さは後から調節可能 だと思っています。そして親密さとか距離を縮めるというのは、何もいきなりぶっちゃけトークをしたり身の上話をするようなことではなく、笑顔で挨拶するとか楽しく無駄話や世間話をするとか、そういう基本的なことです。そして、こういう間柄の集合体を巷では世間というのではないでしょうか。もちろん世間だけでなく、いやそれ以上に、家族や友人との間柄はより大切だと思うのですが、それら全ては建物の柱みたいなもので、しっかりした柱があればカッコいい建造物を建てることができるし、逆に柱がなくカッコいい建造物を建ててもすぐに吹き飛んでしまう。今この瞬間吹き飛んでいなくても、吹き飛んでしまうのではないかという強迫観念で気持ちがずっと落ち着かない。そういう風になりがちだと思います。ホントの話か分かりませんが、病に伏したスティーブ・ジョブズの最期の病室での様子や彼が吐露していた言葉(ググると出てきます)には、やはり切ない気持ちを抱かざるを得ませんし、先日ネットフリックスで観たダニエル・エク(Spotify創業者)のストーリーも、もちろん大成功者なのですが色んな感情や人間関係が渦巻いていて興味深かったです。 もちろん大前提として100点満点などあり得ませんし、僕自身も反省や後悔をベースにより良い形にチューニングしていこうという思いの一環で、こうして言語化したり書いたりしています。けれど「より良く、より楽しく、より賢く生きるには」という大切な問いを立てた時、このあたりの話は避けて通れないので問いや思考そのものを公開しつつ皆で一緒に善処していければ良いのではないか、そういう気持ちです。 それでは皆さん、メリークリスマス!日曜日午後、楽しくお過ごしください〜