最近改めて、日本にはとんでもない知られざる会社がまだまだたくさんあるのだなと感嘆する日々を送っている。スポーツ選手がスポーツやチームを通じて、医者が医療や病気を通じて世の中を見るように、僕は高校生の頃から会社や事業や産業を通じて世の中を見渡しているので、自粛期間中、読書量を増やすと同時に色んな企業を調べてみたのだけれどやっぱり面白い。例えば東京計器。船を操縦するためのあらゆる計器を製造する世界トップクラスのメーカーなのだが、それ以外にも「計測・認識・制御」をテーマに自衛隊が使うようなレーダー機器とか超音波で線路の損傷具合を測定する機械など様々なものを作っている。しかもグローバルNo.1製品が目白押しで凄過ぎる。ちなみに近頃多い水害を防ぐための河川の推移計測装置なども東京計器の得意分野なので、我々もきっとどこかでお世話になっている。あまりにも事業領域が広く、この会社の事業をつぶさに調べていくだけで理科や社会の勉強が概ねできてしまいそうだ。エフテックは主にホンダ系の部品（シャーシ）製造メーカーなのだが、この会社はここ2-3年、テスラ向けの売上を大きく拡大している。コロナ下の自動車産業がこれからどうなるかは読めないところがあるけれど、”密”度合いが大きな飛行機や電車バスと比べると比較的マシなのかもしれない。（少なくとも家庭では、定額給付金は車で国内旅行をして経済ぶん回すかという話をしているところだ）他にも色々あるのだが長くなりそうなので、しばらく個人的に研究を続けていこうと思う。添付は今朝の息子たちとのモーニングクルーズ。今後も暫くオフィスに行く日は週2-3が続きそうなので、自宅にいる日は思い切って時間の使い方を変えてみることも、企業研究と合わせて暫く続けてみる予定。ただ、午前6時から早朝バズーカ的にカヌーの組み立てに付き合わせられるのは勘弁して欲しい。
