想像力のあるお節介

「救援物資には長期保存のきく食糧を」

でも、3日ともたないケーキのようなものを持っていったら、 とても喜ばれたという話を聞きました。

「いやいや、配給でだいたい間に合ってるよ」

僕らが救援物資を積んで先日東北に行った際に、 同行した友人の親戚(町ごと津波に流された)は、強い東北なまりでそう言いました。 でも、ちょっと無理に車を止めて物資を広げ出すと、町の至る所から人が集まってきました。

今、僕らに必要なのは「想像力のあるお節介」なのかもしれません。

ただ想像しているだけじゃない。 でも行動力が暴走したお節介でもいけない。 このふたつを掛け合わせた、想像力のあるお節介。

ビジネスというか、新しい商品やサービスを生み出す時も同じですねきっと。

こんな商品があれば良いな、と思っているだけじゃない。 かといって「兎に角やってみよう」と猪突猛進してもうまくいかない。 うまく両者を組み合わせてやっていかなくては。

あ、でも東京電力みたいに、 3-4月の電気は本来足りていたのに本格的に不足する夏期に向けた啓蒙活動として計画停電行ったり、 このお節介は少し過剰ですけれど。(参考:必要がなかった「計画停電」~消費者心理を萎縮させた人災

支援もビジネスも、日々精進。