何もない空間が想像力をかき立てる

▼このところ、多くの人が何か表現したり集ったりする場所を探している場所を探している気がする。 ・パーティをする場所 ・自分の描いた絵を展示する場所 ・フリーマーケットをやる場所 ・ヨガをする場所 ・ハーブティー講義をやる場所 ・占い師を呼んできて占をする場所 ・自分で集めた雑貨を売る場所 ・ミニ四駆を走らせる場所 そういえば昔、僕らがソウ・エクスペリエンス イベントなんて手間のかかることをやっていたときも、いっつも場所を探してたっけ。あの時はかなりIIDにお世話になったけど。

▼以前「どうすればあの人は陶芸を始めるか?」というエントリーを書いたことがあり(これこそソウ・エクスペリエンスの全員が常々考えていることであり存在理由でもあると思う)、それを具現化したものが体験ギフトでありエクナビであり、他にもアイディアはたくさんあるのだが、今考えていてふと思ったのは、逆に色々と仕掛けるのではなく「ひとつのシンプルな空間」を作って誰でも使えるようにすることもまた、人の想像力・創造力をかき立て、誰かのエクスペリエンスを促すことに繋がるのではないかとふと思った。 だって例えば六本木のSuper Deluxeとか、六本木という場所にシンプルで大きな空間があるだけで「ここで何すっかなー」と想像力をかき立てられるじゃないですか!

8〜9月のオフィス移転を見据えてもう少し掘り下げて考えていきたいと思う。

super-deluxe