宝石のような時間

ちょっと自慢みたいになっちゃうのですが、日曜日の夕方、なんだか自分が子どもたちと一緒にショートムービーの中にいるように錯覚する時間がありました。 割と一日動き回った後、僕も上ふたりの子たちもまだ少しエネルギー持て余していたのでプールへ。あいにく夕方で閉まっていたので代わりに向かったビーチにて、、、

(僕)しゃがんで潜る→(子)僕の肩に足乗せる→(僕)立ち上がる→(子)海に飛び込む

ただこれだけなのですが、何だか無性に楽しくて、少しずつバージョンを変えながら一体何回やったのでしょう。夕陽が沈みあたりが暗くなるまで延々と、ゲラゲラ笑いながら潜ったり溺れたり飛び込んだりしてました。

今、社会で当たり前のように受け入れられている商品やサービスというものは誰かの、しかも特定の人ではなくある程度の人数が集まった組織の、並々ならぬ努力の上に成立していて、僕も一過性のものではなくそういった商品やサービス、そして会社や事業をつくりたいという強い思いがあります。しかも、体験ギフトのソウ・エクスペリエンスはもちろんのこと、これから手掛けるであろうアフリカの事業なども含めて。

けれどそれを主にし過ぎるが故に子どもと過ごす時間を削るようなことは、やはりしたくなく、ましてやこの類の話は失敗とやり直しが効かないので、常にベストなバランスを取るべくチューニングをし続けているつもりです。毎回9秒台は出せないけど、いつも9秒台を出せるようチャレンジしてる、そんなイメージでしょうか。 別にいつも汗水垂らして頑張っているような感じでなく、割とゆるりと日々を過ごしているのですが、それでもそういう中、突如として出現した宝石のような時間に、何だか胸打たれたのでした。 「時間よ止まれ」とは思いませんが、噛み締めていきたいですし、噛み締めたくなるような時を少しでも増やせるようにしていきたいものです。