未来の仕事第10期 第3回 ゲスト:ラーニングデザイナー兼box&needle代表大西景子さん

この記事は僕が講師を務める自由大学未来の仕事の講義録です。

■大西さんの仕事(事業)について教えてください BOX&NEEDLE代表:箱を売るショップ@二子玉川 ワークショップ(以下、WS)を組み立てる仕事もやっている。

●WS ラーニングデザインついて アウトプットに学びが有り、バンキングモデル、知識を貯えるモデルではなくて、構成主義、知識を作っていく考え方 人の想像力を刺激する環境と道具を作り、IQではなく、PQ(プレゼントコーシェント)をあげること

●BOX&NEEDLE 二子多摩川にある箱屋さんの代表 http://www.boxandneedle.com/

■大西さんの経歴・転機を教えてください 小学校くらいから授業に不満を持っていた 武蔵野美術大学で美術製作をまなび、 海外の大学ノッティンガムでは、プロセス、デベロップ、お金のことを学んだ

西洋美術館 対話式鑑賞法を実践、子どもに説明する為にまずは母親が勉強する必要が有る。 対話式鑑賞法により、言語が発達する。MOMAとハーバードが開発している

CAMP WSの開発事業に関わる WSを開発して、美術館などに導入してもらい、使い続けてもらう為、最終的には仕様書みたいなものに落とし込む WSは、企業がお代を持ってくる

25歳で独立(5年前)

BOX&NEEDLE 2年前に親戚から物件の話をいただいて、京都の実家の箱屋さんのノウハウを生かして、コンセプトを考えて、 お店を作る。 おしゃれすぎては行けないと考えている。隙間を与えるデザインを心がけている。 プロトタイプをお店において、お客さんに反応してもらっている。 箱に使う紙は14カ国から仕入れている。箱を壁に飾ったり、時計にしたりと使える。 リボンをかけると包装紙がいらない。 自分のお店だけで売りたい、スタッフが直接商品の説明をしたい。 箱と紙の文化レベルをあげていきたい。 箱とWSはプレゼントというところで、つながっている。相手を思う知的な事。箱で何ができるか、プレゼントすると想うとわくわくする、それが応援できる お店ができたら良い。

■大西さんにとって未来の仕事とは?

憧れに憧れる 何かにすすむときに憧れるのはすごいパワー 憧れている状態を常に持っていたい

■その他 (質)WSがうまく行ったというのは、どういうところから感じるか? (答)WSが成果をだしたという評価は非常に難しい、しかし子ども自身で再度WSに申し込んできたり、    子どもがファシリテーターになりたいという事も有った