タモ理論(タモリ理論)

▼今日は日経ビジネスオンライン最終回に向けてインタビューをすべく、SPEAC林さんとお話をしてきた。 SPEACというと分かりづらいかもしれないが、東京R不動産などを運営している不動産の専門家集団だ。 林さんには僕らの一番はじめの二子玉川のオフィスを東京R不動産経由で借りて以来仲良くしてもらっていて、今の渋谷のオフィスもSPEACがオフィスを構えていたビルのワンフロア上に僕らが入居したりした。

▼林さんの方が年上で僕にとっては良いお兄さんのような感じなのだが、そんな僕らは、そしてSPEACとSow Experienceという会社には何となく似ているところがある。 それを今日、林さんは「タモ理論(タモリ理論)」という言葉を使ってうまく説明していた。 曰く、タモリがいいともとタモリクラブというスーパーメジャーとスーパーニッチ番組を両立させているように、僕らもニッチなサービスで感度・アンテナの高い人からの支持を得つつも、WIIとか価格コムみたいに世の中一般に受け入れられるような超メジャー商品・サービスも手がけたいという思いだ。

東京R不動産はメジャーになってきてはいるが、やはり世の中全般を見渡すとまだまだニッチな存在だし、僕らはそれ以上にニッチでタモリクラブな存在だ。 なので会って話すといつも、やっぱりいいとも級なやつを何か仕掛けたいよね、と企みモードになっている。 僕にもいろいろ迷うことはある。でも、黒崎さんのように「お前たちはそのやり方で良い」と言ってくれるオトナや、林さんのように似た志を抱きつつも少し先をゆく兄貴分はとても有難い存在だ。 というわけで仕事に精を出そう!あ、でも明日は祭日だ。 (日経ビジネスオンライン最終回は12日木曜に更新予定ですのでお楽しみに!)