▼Teach For America (TFA) というNPOが米国にある。 米国のハイレベルな大学を卒業した学生を数週間トレーニングして、低所得の家庭に育った子供が通う学校の先生として2年間派遣するという事業を展開している。 低所得の糧に生まれ育った子供たちは教育水準が低く、それがカースト制度のように硬直化している状況を打破すべく立ち上げられた組織だ。 注目すべきは、TFAが昨年の米国新卒就職人気ランキングでGoogleやGoldman Sachsなどと並んでトップ10にランクインしたこと。 実際にTFAは現在、年間5,000人の学生を採用しているのだが、それにしても設立16年目でこの快挙はすごい。 果たして日本ではいつ、どんなNPOが就職人気ランキングトップ10入りを果たすのだろうか。(NHKは例外!) オフィスの天井には今、信号がかかっています。裏面は赤信号。