疎遠さの固定化を避けるべく

年末が近づいています。SOW EXPERIENCEも年内最後にして最大の繁忙期を迎えています。体験ギフトをお買い上げいただいた皆さま、ありがとうございます!さて、あっという間に夜中になってしまいましたが、今日もひとつ気づいたことを書き連ねておこうと思います。 ーーー 疎遠さは固定化しがちで、その反対側にある親密さやお節介は割とチューニングがしやすい。それ故に他者との距離感の取り方で迷う場面があれば、どちらかというと初期段階では親密・お節介モードの方が後から融通・調整が効きやすい。そんなことを今日オフィスで色々話をしている中でふと思いました。これがどこまで一般化できる考え方なのか、あまり深く考えていないので結構テキトーに書いているのですが、何度も顔を合わせることが前提のコミュニティとか集団においては割と通ずるのではないかと思います。同じ組織内とか近隣コミュニティとかで、一度何となく挨拶しなかったことがきっかけでその後数ヶ月数年だんまりの関係が続いたり目を合わせないようにするとか、そういうことって割と多くの人に経験があると思うのです。別にそんなことは大した問題でないし気にならない、ということであればそれでも全然ok。けれど、そういうちょっとしたモヤみたいなものが多いと日々をご機嫌・気楽に過ごす上でのノイズに感じてしまうような人にとっては割と大切な問題で、僕もそういうタイプなので、色んな過去のそして現在進行系の反省とかもあった上での教訓みたいなものだったりもします。 ちなみに冒頭で疎遠さの反対側としての親密さやお節介と書きましたが、親密さとお節介にもきちんと関係があって、最初はやっぱり何かしらのお節介や介入があって、その先にインタラクションが生まれて親密な関係がもたらされるという順序です。この最初のお節介とか介入は極めてギフト的な行為とも言えますし、結局のところコニュニケーションというのは中立的なものというよりは、言葉という形をしたギフト、ある種の祝福を贈り合うようなものだと捉えられるのではないでしょうか。いや、そんなの戯言だという考えもあるでしょう。けれどこういう認識やスタンスは、学歴やスキルやキャリアなんかよりもよっぽど大事、なぜならそれは人のOSみたいなものだから、とも思うので、何か少しでも参考になれば幸いです。年末、皆さんお忙しいかと思いますがまた明日も良い一日を