6/23 吹きガラス、そして時差の喜び

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過去に幾度か体験したことがある吹きガラス。どうも、工程の大半はプロ任せなので消化不良だなと感じていたのだけれど、それは「作ったガラスを使う」という当たり前の行為が抜け落ちているが故だということに今更気がついた。 先日、家族で箱根に行った際に体験した吹きガラスが昨日届き、それをせーので開封する緊張感、そして水やお酒を注いで飲む行為、全部ひっくるめて一つの体験だとすると、その価値は十分に高く、消化不良なんてとんでもないという気になった。(これまでの吹きガラスは毎回、仕事を通じて体験していたので完成品はオフィスに配送。そのままオフィス用のコップなどにしてしまっていた) そして、これは吹きガラスに限らず陶芸とかにも言えることだが、体験は当日、完成品は後日という時差があるのも、やっぱり楽しい。旅の企画を楽しみ、旅そのものを楽しみ、そして振り返って楽しむ、というのも似たようなところがあるかもしれない。 ちなみに体験ギフトは、まさにそんな「時差のギフト」の象徴で、贈られて嬉しい、体験して楽しい、そして贈り主に感動を共有して嬉しい、そんな素敵で楽しい商品だと自認しております。