15年

本来であれば今日、ウガンダに旅立ち、今頃は中継地点であるドーハにいるはずだったことを、今思い出した。日本ではようやく緊急事態宣言が解除される見通しのようだけれど、世界ではつい先週、1日の新規感染者数が過去最高を記録したり、ブラジルやロシアは今まさに、そしてアフリカでは夏頃がパンデミックのピークと目されており、日本人でなく地球人として考えるとあまり気楽に喜べる状況でもなさそうだ。 そんな中ではあるが、今日、ソウ・エクスペリエンスは15周年を迎えた。ここ数年の経営は比較的順風満帆だったものの、コロナでそれどころではなくなってしまった。でもまぁ、インターネットの登場とかエンジンからEVへとか、PCからスマホへとか、今回のパンデミックに勝るとも劣らないインパクトがビジネスの世界ではそれなりの頻度で起きることもまた事実なので、体勢を整え、再度成長軌道に乗せられるよう集中力を高めていくしかないと思う。そして今、全員で事に当たっている。 ”15年”で思い出すのはUCLAバスケットボールチーム(ブルーインズ)の伝説的ヘッドコーチ、ジョン・ウッデンだ。60-70年代に全米大学バスケットボールで圧倒的強さを誇った(12年中10年優勝。61連勝など)UCLAだけれど、その礎が築かれるまでにはウッデン就任後の1948年から63年まで、実に15年もの歳月がかけられていたのだ。その15年が経過し、ブルーインズほどの成果を上げるのは正直なかなか難しいと思うけれど、どんな偉業も結局のところ「昨日よりも今日、今日よりも明日」の連続でしかないわけだし、やっぱり自分や自分たちには特別なことを成し遂げられるのだと信じて、これからもやっていきたい。 オフィスには先ほど大きなバルーンが届けられて、お祝いはもう十分なので、ぜひその気持ちを皆さんの周囲の誰かへの気遣いに振り替えていただけると嬉しいです。そして、そんな時、これまで以上に「他者への気遣い」をアシストできるような商品・サービス群を整備していく所存です。