"起業"の再定義

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先日の会社説明会に参加してくれた18歳の若者から起業に関する相談を受けた。 彼の語るWebメディアの構想そのものは十中八九うまくいかない気がしたので、その旨を率直に伝えつつ、メディア立ち上げを準備して運用して結果が出るまで半年か1年、、、そんな時間をかけず1ヶ月くらいで試せる別の方法を提案し、やってみることに。 それでうまくいけば確信を深めて次の手を打てるだろうし、うまくいかなければ潔く諦めて別のテーマに移れるだろうし、そういう意味でスピードはパワーだ。

起業というとGAFAだ第二のソフトバンクだとすぐ言う人が多いが、そう言うのはちょっとダサい。起業の本質は多分、自分なりの商材の価値の定義であって、組織形態や適性規模はその後にある程度必然的に定まってくる。 ハンバーガーショップを開店して美味しいハンバーガーを近隣住民に提供することも立派な起業だし、美味しいハンバーガーを世界的にデリバリーする仕組み=Uberももちろん起業。両者の規模や社会的影響度の大きさは計り知れないが、共に等しく価値ある起業であることだけは間違いない。

起業という言葉をそんな風に定義し直すこと、その上で多くの人が自分の興味関心に根ざして起業して生きていくこと(もしくはそういう企てに巻き込まれること)が、これから10-20年くらい、精神的にも経済的にも比較的豊かに生きていく良い選択肢ではないかと思うので、近々そんなことを話し行動する自由大学の講義に再チャレンジしようと思ってます。ご興味ある方は直接でもコメントでも連絡いただければ、募集開始時に連絡しますのでー!