今年のクリスマスはサンタを呼ぼう

クリスマスといえばサンタクロース、サンタクロースといえばクリスマスだが、 実際にクリスマスにサンタクロースが家までプレゼントを届けてくれた経験のある人が、 一体どれくらいいるのだろうか。 おそらく100人中1人とか2人くらいな気がする。

今日、東大の学生がオフィスに遊びに来たのだが、 彼が知人と共に活動している団体では、 そんな素敵な経験をひとりでも多くの子供に提供すべく、 一年に一度、12月24日にサンタクロースの出張サービスを行っている。

事前に申請して2000円を支払うと、サンタが24日に来てくれるのだ。 家のドアの前に、サンタクロースから子供に渡して欲しいプレゼントを置いておけば、 サンタクロースが気の利いたセリフを添えてプレゼントを手渡ししてくれる。 子供が喜ぶこと請け合いだ。

しかしこのサンタクロース、実は学生によるボランティアで、 12月24日に全国で数百人の学生ボランティアサンタクロースが集い、 ひとりあたり2-3件を回ってプレゼントを手渡していくのだ。

粋でしょ?!

そしてさらに、先ほど書いた2000円というのは利用料なのだが、 この資金はチャリティに回される。 そう、この団体名もまさにそのまま「チャリティーサンタ」だ。 今は集まった資金は途上国の子供たちに寄付しているようだが、 今年は震災孤児への寄付も検討しているようだ。

これ、サンタクロースに出会える子供も、その両親も、 サンタクロースに扮する学生も、 集まった資金の寄付先になる団体も、 そしてチャリティーサンタの皆さんも、 みんな嬉しい素敵な取り組みじゃないですか。

海を越えて世界中で受け入れられそうな気がします。 その前にまず、我が家に来てもらうことにしよう。

チャリティーサンタWebサイト