不器用なともだち

▼先日、オフィスに中学時代の友人が2人ほどフラッと遊びにきた。そんなことは毎日のことなのだが、彼らとは実はほとんど話したことがない。 そして更に、一人は中学時代に催涙ガスをまきちらして(しかもオウム事件の直後に)大騒ぎを起こしたりストーカー疑惑がかけられたり、もう一人はとある問題を起こして捕まったりした悪名高いヤツらだ。 他にも笑えないけど笑えるヤバい話が色々あるのだが、このBlogのテイストとはだいぶ異なるのでやめておこう。

▼彼らはこれから、とある会社を立ち上げるということで色々相談に乗った。初めて話して、やっぱり変なふたりだが、よくよく話すと良い人たちだ。 同級生やその周辺では恐らく、相変わらず評判が悪いし、やっぱり多くの人にとってはとっつきづらいと思うのだが、僕は彼らのような不器用な人たちが結構好きだ。 なぜなら僕自身も結構不器用なところがあって、共感するところがあるから。

▼そんな彼らがオフィスを去り、僕はまた色々来客があってバタバタしていたのだが、30分後くらいにまたフラッと戻ってきた。 「さっき手ぶらで来ちゃってごめん。これ、おみやげ。」とだけボソッと言い残してすぐにまた出て行った。粋だと思う。