人格は細部に宿る。

今日、講義の帰りに皆でうどんを食べに行って、 そこでひとりの受講生(彼は実は同級生でもある)が、 とある相手に話しかけたと思ったら、 「あ、俺指差してた」と申し訳なさそうに相手に向けたその指を引っ込め、 再度やり直して喋り始めるという場面を目の当たりにした。 きっと彼は、とても良い人なのだと思う。

3-4年ほど前にもこんなことがあった。 まだ渋谷にオフィスがあった頃、突如、同級生がオフィスにやってきた。 彼はちょっと変わっているヤツで、変わり過ぎているが故に一部の人には少々怖がられていた。 僕はあまり交流がなかったからよく知らなかったのだが。 そんな武者が突如オフィスにやってきたのだ。 しかも、彼のその次に変わっていると言われていた友人を連れて。

でも、話してみると楽しかった。 彼らはこれから新しいビジネスを始めるのだと話していたし、 片方は天才的なエンジニアだったので、うまくいくのではないかと思った。 20分ほど話して彼らはオフィスを去ったのだが、 更にその15分後くらいに、ひとりがオフィスに戻ってきた。 「そういえばさっき、お土産忘れてた」と言って、東急で手手土産を買って持ってきてくれたのだ。 その時僕は、彼は決して恐れる対象などではなくて、信頼できるヤツだと確信した。

神は細部に宿ると言うが、人格も細部に宿るのだろう、きっと。