「アジア学」という講義

▼日中、黒崎さんより自由大学で「アジア学」をやらないかというお誘い。 以前から僕はバリに魅了されてきたし、上海や台湾で自らビジネスをやっている知り合いも結構いる。 Sowで働いている志帆さんも台湾に留学していたし、友達もたくさんいるようだ。 黒崎さんの知り合いでも自転車メーカーGIANT(ボーナスが給料20ヶ月分という儲かりっぷりらしいです)のデザイナーとか色々いるみたいだし、ネットワーク的には問題なさそう。 本当は「学生時代にアジアをバックパックで回っていました」というストーリーとかあると良いのでしょうが、そんな事実はないので仕方がありません。

▼そしてアジアはやっぱり今後数十年の世界の経済成長を考えると抜群の潜在力だし、だからこそ関心を持っている人も大いに違いない。 アジア諸国が成長すれば日本だって、外国人観光客を現在の700万人から2,000〜3,000万人くらいに増やせる可能性はあるし、日本国内で今後数十年間成長できる分野といったら、それくらいしか思い浮かばない。 つまりアジアについて考えることは今後の中長期的な大きな潮流に乗ることであり、一方で日本における数少ない成長分野に貢献することにも繋がるわけだ。

▼この講義、まだ実現するかどうかは分からないが、今こうして文章を書いているだけで何となく面白いものになりそうな気がする。 僕がやるとなると、上海でウィークリーマンションをやっている友人やバリで半年くらいずっとフラフラしていた人、フィリピンでリゾート開発や起業をしている人など、若干ビジネス寄りの話が多くなると思うが、その後はアジア学アート編、アジア学食べ物編、アジア学建築編など横展開もできそうだ。 皆さんはこんな講義があったら興味はありますでしょうか。 と言いながらも講義をやる最大の醍醐味は「自分が学べる」ことなので、そこが真の狙いだったりもします。