盛り上げていきます、エクスペリエンスまわり。

▼今日は帰りが早かったので、部屋の中にあった蔵書の半分近くをBOOK OFFで売ってきた。合計数千円で、帰りがけに車にガソリンを入れたらむしろ少し足が出てしまったが、これでだいぶ身軽になってすっきりした。 来年はどこかのタイミングで引越しをすることになると思うのだが、最初はそんなに大きな家には住めないので、今のうちにいろいろと身軽になっておきたい。 ▼話は変わるが、今日は麻布十番のとある靴磨き&修理屋さんにお邪魔してきた。最近知り合って既に仲良しの斉藤さんのご紹介。(ナイス!ありがとう。) 僕と同世代のお二方が1年半ほど前に立ち上げたこのお店は、素人が自分たちで作ったとは思えない出来栄えで、感銘を受けた。 僕らも働く環境作りにはかなり気を遣っているのだが、店内にかおる靴の革と修理の音、そしてそこで働く数人の男女の職人さんたちが醸し出す独特の雰囲気には「恐れ入りました」という気持ちが自然とわいてくる。 ▼数年前は起業と言えばネットや人材・不動産関連ばかりだったが、ここにきて少し流れが変わってきたなという感じがする。そういえば昨日は、これから兄弟で洋服のデザイン事務所をつくろうとしている知人が僕らのビルを見学しにきたし、その後は水戸で人気を集めつつあるカフェをやっている人も遊びにいらした。 他にもスーツやシャツのオーダーメイドをやっている友人やエクササイズトレーナーの派遣サービスをやっているような仲間もいる。 強いて言えば、事業やビジネスを通じて働きかける先が法人や金融資産から、個々人の生活にダイレクトに働きかけるサービスにシフトしつつあるのかもしれない。 そういえばライフスタイル提案型の企業、例えばBEAMSサザビーやIDEEはいざなぎ景気終盤前後の1970年代前半の創業だし、ユナイテッドアローズバブル崩壊前後の創業だが、これはある種の浮かれた好景気が数年続くと、やはり潜在的・直感的に違和感を感じる人たちというのがどの時代にも一定数いて、その人たちが「もっと地に足をつけてより良い暮らしについて考えようよ」といった具合に個々人の生活に働きかける新しいサービスを生み出し始めるのだろうか。 エクスペリエンス事業を名乗る僕らにとって、この潮流は歓迎すべきものだし、しっかりと見極めていきたい。 最近どうも、たまねぎの皮くらい表層だけを真似て同じような事業を展開している会社が多数見受けられるので「僕らはちょっと違うんだぜ」ということをこういう風にBlogで吼えるだけでなく・笑、これからしっかり世の中にアピールして行こうと思う。 補足:先ほどご紹介した麻布十番の靴磨き・修理屋さん、もしご興味あればご紹介するのでご連絡ください!今日お友達紹介割引券もらったので、お渡しします!