シイタケから考える農業/環境/チャレンジ。

▼先週末、母親以外の家族男3人ですき焼きをした。 といってもこの日のメインは肉ではなく、自分で風呂場の横で栽培したシイタケ。 毎日恐ろしいほどの勢いで成長し、食べる間もなく収穫し続けたシイタケだ。 見た目がちょっと白かったので味が心配だったが、これが香りが強くてとても美味しかった。 ▼こうして自分で栽培して調理して食べるというサイクルを一度回すと、病み付きになってしまう。 僕は気づけば学生の頃から、まず自分でトライしてみて、感動して、そこから自分の行為を振り返って構想を膨らませて商品やサービス、事業やビジネスといった形に落とし込んでいくことでアイディアやインスピレーションを獲得してきたと思うのだが、今回のシイタケ栽培も、この体験を通じて様々なアイディアやインスピレーションを得ることができた。 ▼最近よく言われる定年帰農が定着するのは少し難しい気がするが、例えばシイタケ栽培をはじめとする家庭菜園をもっと普及させて(市民農園の当選倍率は3倍以上らしい!)、もし国民皆農みたいな状態に近づいたら、何よりも来るべき本格的な食料危機に備えることができるだろうし、地産地食/地産即食をすればトラック輸送が必要ないし在庫の廃棄処分をする必要だってなくなる。良いことづくめだ。 ちょうど今日、卒業を迎えた弊社の第1号まめ(学生スタッフ)である、ゆうすけがオフィスに来たのだが、彼はこちら方面に強いので色々とアイディアや情報交換することができた。 彼も卒業を機に新たなチャレンジをしようとしているので、何か一緒にできればなと漠然ながら考えている。 さて、これからお風呂に入ってアイディアの続きを考えることにしよう。