お金、運、幸福について思うこと。

▼午前、家で作業。その後銀行で数件処理をして、オフィスへ。 オフィスでは昨日に引き続き、オペレーション関係の準備。 ▼電車の乗り継ぎが信じられないくらい良かったり、「雨よやんでくれー!」と思ったら晴れたり・・・、日常生活のちょっとした部分で運の良いことが起きると、最も運を引き付けなければならない事業に使う分が減ってしまうんじゃないか?なんて少し心配になることがある。 ちょっと馬鹿げているかもしれないが、これ、事実。 もちろん、運(=想定外の追い風)がゼロでもしっかり自分の描いた方向性に導いていくのが、経営者の役割だと思うが。 ▼それと似たような感覚で、幸福感に包まれて心が満たされると、その度合いが大きくて深いほど、どこかで大きなパンチをくらうのではないかと、ふと思う。 ▼でも、どちらもそんなことはないんだと思う、結局。 お金を持っている人は、持っていない人と比較して、はるかに資金力を増やしやすいように、運の良い人はさらに運を味方につけ、幸せに満ち溢れた人はさらに幸せを呼び寄せるのだと思う。 ▼それもそのはず。 お金だって運だって幸せだって、根源的には「信念」とか「情熱」とか「誠実さ」という、共通要素によってもたらされるものだと思うから。 ▼お金も、運も、幸福も、既に持っている人が、さらに多くを呼び寄せることにより、格差が生じる。 だから、多くを呼び寄せる立場になったならば、それを還元する仕組みを作らなければならないと思う。 最も貧しい人々へ愛を注いだマザー・テレサのように。 はたまた、世界中の深刻な問題を莫大な資金基盤でバックアップするBill & Melinda Gates Foundation(ビル・ゲイツの慈善財団)のように。