凄いぞ、ジャック・マー。

表情といい発言といい、この人は何か次元が違うなと思いアリババ創業者のジャック・マーについて書かれた本を読んでみたら、やっぱり凄かった。何せ、アリババやタオバオ、アリペイなど世界(中国)を股にかけるグローバルIT企業にも関わらず、ジャック・マー自身はPCでメールとブラウザしか使えないというのだ。それでいかにアリババのような巨大企業を作るのか、いささか不思議ではあるが読んでいるとこの人柄ゆえだと思えてくる。下記とかは特に良いこと言ってて勇気づけられたので抜粋。 ジャック・マー アリババの経営哲学 ==== (第12章冒頭) 人はいつでも後戻りできる。この世に生まれて来たら、そのことははっきりさせておかなければならない。怖いものは何かと尋ねられるが、本当に私には怖いものはない。人生とは経験することだと思う。どれほど素晴らしい人間でも、生涯は3万6000日の旅路にすぎない。 この世に生まれてきたのは、事業を起こすためでも大事を成し遂げるためでもない、生きるためだ。日々の暮らしの中で、たくさんの学友、友人、同僚に出会い、両親、妻、子供に巡り会う。そんなことが人生の経験なのだ。辛く苦しい出来事も経験だ。そういうことだと理解できたら、この世を離れる時が来ても後悔しないだろう。もしも世の中が君に、多くのことができるチャンスをたくさん与えてくれたのなら、Enjoy it。