障害者雇用と電気自動車のつづき。

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▼今朝、商社でダイヤモンドな自動車を扱う友人がオフィスに来て、Kaienという自閉症発達障害の人たちを雇用してソフトウェアの検証・デバック作業などを行う事業を立ち上げるという方をご紹介いただいた。 成毛さんがよくBlogで言及しているアスペルガー症候群の人の中には天才的なプログラミングの才能を発揮する人も少なくないと聞くが、検証・デバック作業などにももの凄い集中力を発揮したりするらしい。しかし一方で集中し過ぎて力を抜くことができなかったりするので、しっかり工程管理はしなくてはならないようだ。 自由大学 未来の仕事の第3期にも盲目のマッサージ師をオフィスに派遣する事業を営んでいらっしゃる方にご参加いただいていたので、ちょっと僕の中で関心が高まっている。

▼こういった分野で僕が圧倒的に優れているなと思うのは、刑務所を出所してもすぐにまた戻ってきてしまうという再犯率の高さを問題意識と捉え、問題の根源はまともな仕事に就けないからだという点に注目して刑務所にいる人たちにSEをやってもらうシステム開発会社プリズニーズだ。(以前書いた記事はこちら→「元受刑者がシステムを開発する会社、プリズニーズ」) 吉田さんとは一度お目にかかって以来会っていないが、どうしているのだろう。会社紹介サイトがサテライトサイトのようになっているので、SEO受託とかやっているのかな。

▼そして今朝はひとつ前のエントリーで話題にした電気自動車についても少し話をしたのだが、シャフト等を通じたエネルギーロスを減らすためにモーターをホイールの中に設置するインホイールという技術はナイスアイディアではあるが、一方で、タイヤの個数分のモーターが必要でコストがかかったり、重量が増えてしまうなどの問題もあるようだ。なるほど。 とまぁそんなこんなで三者三様でいろいろ展開を見せている次世代エネルギー自動車ですが、アメリカではFISKERという電気自動車メーカーがGMの工場を買収して本格的な生産・販売に乗り出すなど一気に動き出している。少し高価だがデザインは悪くないので結構売れるのではないか?Google創業者などが出資しているTeslaもがんばっている。 FISKERにはアメリカ政府が3億ドルを低利融資したりして支援しているようだが、この政府あげての応援姿勢は本当にダイナミックだし、やっぱりアメリカすごいなと思わずにいられない。