▼先日エントリー募集告知をしたカート3時間耐久レースは、あっという間に十数チームが集まり、すぐに募集を打ち切った。 1チームのエントリー費は8万円で、更に保険料として当日一人1,500円がかかるから、決して安い金額ではない。 それなのに、ちょろっと声掛けをしただけで十数チームが集まり、100万円以上のお金が動く。 ▼こういう状況を目の当たりにしたときは、やはり、どんな背景があるのかに思いを馳せるべきだろう。 それをどう捉えるかで、次の展開は自ずと決まってくるし、捉え方次第でだいぶ違うものになる。 そこら辺の判断をするのが、経営者にとって一番大切な任務だと思う。 「やっぱりみんな車や運転やレースが好きなんだ」と思えば、レベルに応じてクラス分けをしたりサーキットを変えて転戦していけば喜ばれるだろうし、「仲間内で楽しめるゴルフ以外の遊び」ということであればクラヤミ食堂などと並べると面白くなりそうだ。 ▼今回のカート人気を受けて、今後どのように調理していくか。 まだ僕らも決めていないが、カートに乗ってスリルを味わいながら考えようか。 任天堂のWiiやDSもそうだが、必ずしも生活に必要ではない、そもそもムダな商品/サービスのアイディアはきっと、最大限楽しんでいる人や組織に宿るはずだ。