雪予報と派遣切り。

▼明日は雪が降るみたいですね。ちょっぴり楽しみです。 でもマスコミでは「雪の予報、注意しましょう、交通機関マヒの可能性」なんて言葉を並べ立ててなぜか危機感をあおってきます。雪は結構楽しいイベントなのに。 電車が止まって企業活動がストップして売上に影響が出て、これ以上自分たちの局への広告出稿量が減ってしまってはマジで困る!という危機感の現れでしょうか。 ▼今話題の派遣切りや内定取り消しに関して、当然企業に責任がある一方でやむを得ない(というかその状況のまま無理に雇用してもどの道資金繰りが悪化して潰れる可能性が高い)という状況があるにもかかわらず、マスコミはひたすら悪質企業なんて言葉まで使って企業を責めていますが、雪とちょっと似てますね。 ▼ただこの派遣切り・内定取り消し問題に関しては、派遣切りは「適切な対応が求められます」といったスタンスなのに対して内定取り消しをした企業に対しては犯罪者同然の扱いがなされているような気がします。これはもしかしたら、内定取り消しをしている会社は小中規模の会社が多い一方で派遣切りをしている会社が主に大規模製造業なので、大量にテレビ広告出稿を行う彼らをさすがに犯罪者扱いできないという実情があるのでしょうか。いろいろとオトナの事情があって大変そうですね。