いつもとは違うエネルギー問題。

師走のギフト需要、取材が確定したという噂の経済番組、アフリカ、尾道(瀬戸内)、そして最近にわかに興味を抱いて頭と足で学んでるアート、、、に加えて自分の周囲の先行き不透明な面々の動向、、、 自分が自分なりに抱いている興味・関心をテーマに色んなことがうごめいていて、それに加えて久々の友人、しかもちょうど連絡しようと思っていた人たちがタイミングよく連絡してきてくれたりして、せっかく久しぶりの平日休みなのにソワソワすることだらけで気持ちが休まらない。まぁ良いけど!!

12月は体験ギフトが1年の中でも最もよく売れるシーズンで、それ故に例年、シーズン真っ只中になる前に一人静かにゆっくり過ごして「なぜ自分は今この仕事をしているのか」を振り返る時間を設けている。 というわけで今日は休みを取って朝、北鎌倉の明月院に寄って実に美しい世界を堪能してきた。写真の枠外では次男が「バス乗りたい」を連呼しているので、想定の3割くらいしかゆっくりはできなかったのだけれども。まぁ良いけど!

興味・関心は英語だとInterestだと思うが、何かにInterestがあると生活がInterestingになって、そしてそれが仕事としてInterest(利益)を生んでいく。 そういうサイクルのきっかけを作るのがSowExperienceだという同じ結論にいつも落ち着き、前年と今年の差分としての成果がこの結論への自分自身の信頼度を高めてくれている気がする。

夢を持とう、何かに興味を抱こう、、、そういう掛け声はもう聞き飽きたので、僕らは体験をギフトとして贈れる商品を作っている。 なぜなら体験を通じた人との出会い、会話、楽しい(楽しくない)という感情、つまりその経験こそが人生を形作り、次なる自分の行く先を決めるから。 そしてそれが誰かから贈られるギフトであること。チャンスは十中八九自分の外側からやってくるものなので、その摂理に従うならばギフトであることには必然性があると思うのです。

「エネルギー」というと最近は原発やら再生可能エネルギーやら物理的エネルギーの議論に意識が向かいがちだけれど、僕としては改めて人が秘めるエネルギーに焦点を当てたい。 人のエネルギーの源こそが興味・関心そしてInterestだと思うのだけれど、それこそが生活を彩るし、世界を良くしていく。ちょっと青臭いけど本気でそう思うのだよね。 子連れ出勤というのも別に賞賛されたくてやっているわけではなく、働きたいというエネルギー(けれど働けないというストレス)を持った人が待機児童の数だけいるわけで、そんなにもったいないことはない。なら働けるようにしようよ、ということでやっているので根っこは同じです。

さて明日から12月。もう少し動き回りつつ、静かな年末を迎えたいと思います。皆さんにもご多幸あれ!

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