▼今後10年とか20年くらいかけて、可能な限りあらゆるものを自給自足する人が増えてくるのではないかと思っている。例えば、 食べ物 家庭菜園よりももう少し本腰を入れて農作物を栽培。更に気合いを入れて鶏を飼育→毎朝自家製卵も素敵。そして自分で作れないものはお隣さんと物々交換。 食器などの道具 陶芸で自作。これは僕も実践していますがおすすめです。お箸も以前学校の授業で作って、それを長い間母親が使っておりました。 陶芸レッスンのギフトも是非どうぞ。 仕事 モノ作りではありませんが、自分の仕事を自分で創る人も、これからどんどん増えてくるでしょう。システム、デザイン、編集、◯○士(弁護士、税理士・・・) 最近僕が気になっているのは映画『深呼吸の必要』に出てくるような季節労働者です。 洋服 いつまでもキラーコンテンツ、恋人やお母さんが編んでくれたセーター、マフラー。リメイクジーンズだって、もちろんアリです。 家 家だって自作する人が出てきてもおかしくありません。ツリーハウスだってOK。 ▼ここ200年ほどの近代化を通じて、世の中はだいぶ便利になった。もちろんまだ便利になっていくだろうし、僕もそれを期待している。 でも、便利になって生まれた時間(余暇)の使い道がその国の文化の方向性を創出するとすれば、その時間を更に便利を創り出すために使っていただけでは面白くて深みのある文化は生まれない。 世界の工場はBRICsなどに移り日本はプリウスなどの高い技術力が求められるモノ作りで今後は底力を発揮していくのだと思うが、一方で上記のように、国民皆生産とまではいかなくても、一部の人があらゆるものを自作するようになったら日本を面白がる日本人や外国人が増えてくるのではないかと思う。