▼今年初の花火を見に行った。 はじめから打ち上げ場所にかなり近い場所で見ていたのだが、最後の方、もう少し距離を詰めて、数十万人の観客の中でも最も打ち上げ場所に近いエリアから花火を眺めた。初めての経験。 ここまで来ると、花火師さんの動きまでよく見える。（打ち上げはほぼ全て機械制御なのだが。） 20人ほどいた花火師は打ち上げ中、観客の方は一切振り向かないのだが、終了後に河川越しに観客と蛍光ライトをお互い振って労をねぎらい合っている姿がとても印象的だった。 （花火師さんは東京仕事百貨にぴったりだね！＞K） ▼それにしても少し工夫をするだけで見えてくる世界は大きく変わるものだ。 過去何十回何百回と花火を見に行ったことはあるが、花火師に思いを馳せたことはほとんどなかった。 体験を通じて府（身体）に落としこむことこそ認識の第一歩だと思うので、今後も少しの工夫を重ねて視野を広げていこう。
