特別な贈り物。

▼幼なじみのお母さんから「渡したいものがあるから」と連絡をもらい、昨日の夜、取りに行ったのだが、手渡されたのは奈良漬けとカーディガンとパンと、そしてなんと千羽鶴だった。 折り紙で奇麗に作られた50個の鶴を1本の糸で繋ぎ、それが20本でちょうど1000個。まさに千羽鶴だ。 手術の前日から作り始めて、手術当日は朝から晩まで作り続けていたようだ。 ▼もう、どんな言葉をも超越した強い気持ちが、その千羽鶴には込められていた。 全く実用性のないムダなものがこんなにも感動を生むのは、なぜなんだろう。 ムダだからこそ、感動させるのだろうか。 この千羽鶴にはとても驚き、感動すると同時に、友情について、贈り物について、深く考えさせられた夜だった。