Bad News を Good News に変えていく。

▼10月に倒れて検査や検査入院を続けていた母親だが、ようやく1月終わりくらいに脳腫瘍の摘出手術を終え、今は順調に回復してきている。これからは放射線抗がん剤などの科学治療が始まるようだ。 それにしても人間の回復力というのはすごいなと、ただただびっくりするばかりだ。 手術は13時間に及ん頭を15cmくらい切って、右脳の前方1/3くらいを摘出した。 当然手術直後から数日間はお世辞にも正常とは言えない状態だったが、その後はどんどん回復して、今は普段とあまり変わらないところまで戻ってきている。(高機能障害といって、性格の多少の変化がしばらく続くようだが。) ▼母親の健康状態が思わしくないというのはBad Newsなのだが、一方で、それがあったからこそ生まれてくるGood Newsもたくさんある。 ざっと挙げると、 ・家族をはじめとして親戚や幼なじみのお母さんなどとのコミュニケーションが活発になった ・料理をするようになった、これがとても楽しい ・医療業界に対する見識が深まる などなど。 どんなに大きなトラブルが発生しても状況は刻一刻と変化していくし、何か改善策はないかと常に思索しアクションを起こしていくことで、必ず状況は好転する。 これらは会社経営を通じて体得しつつあると思うのだが、今回の母親の病を通じて先回り学習できたような気がする。 DSC08915.jpg 人間の回復力は、まるで、このぶっとい竹の成長期のようです。