旅と体験のギフト

 

旅をテーマにしたギフトを先日リリースしました。
「旅と体験のギフト」という名前で、今のところはGREEN(1.1万円)とSILVER(5.7万円)、ふたつの価格帯からのスタートです。
ラインナップはこれから順次増えていきますが、この商品によって、
1.旅や旅行を贈りやすくなること
2.贈られた方々の旅のきっかけに繋がること
が実現できれば最高にハッピーでございます。

 

GREENは湘南、鎌倉、箱根や伊豆など人気の観光スポットを中心に、日帰りで出かけて帰ってくる。そんな旅のきっかけになる体験を取り揃えてます。
例えば下記のようなコースの中から選んで、楽しむことができます。(掲載数は200コースくらい)
・ホテルニューアカオ(熱海)のビュッフェ&日帰り温泉コース
・蕎麦貴賓館(箱根)のランチ&温泉コース
・鎌倉の古民家でねりきり細工と抹茶体験コース
・岡田美術館(箱根)の満喫コース(甘味・ドリンク付き)
・山梨県上野原の古民家でコーヒー豆焙煎コース
・箱根仙石原の小池へお散歩ツアーコース

SILVER(高価な方)は各地のこだわりホテル・旅館での宿泊やガイド付きのアウトドア体験などが選べます。個人的には三浦海岸での乗馬体験がおすすめです。

 

そういえば僕が半年前に出版した本を書き始めたのも、用事があって父と大阪に行った後、ひとりで奈良を旅している時でした。旅に出るまでは億劫でも、いざ出掛けてしまうと普段しないようなことにチャレンジしたり、思いがけない買い物をしたり、そういう嬉しい想定外がこのギフトをきっかけにたくさん生まれますように!

 

www.sowxp.co.jp

www.sowxp.co.jp

土日祝日出荷をはじめます

 

すごい雨ですね。皆さんぜひお気をつけて。
ところでSOW EXPERIENCEからのお知らせなのですが、オンラインストアの土日出荷をスタートしました。創業時は月水金の週3発送(出荷担当は自分)、その後長らく平日発送の時代が続き、今回はフェーズ3に突入です。
贈り物を用意する必要がある、けれどなかなか準備に向けたアクションを起こせない、気づけば前日になってしまった。自分を振り返ってみてもそういうケースは多々あるなと思いますし、やはり贈り物だからこそ曜日を問わず直前発送は使命であると思い、準備を進めてきました。
便利さが跋扈している今の世の中では、土日の出荷が始まったところで大したニュースには映らないと思います。ですが土日も当たり前のように出荷するというのは、そんなに簡単なことでもありません。今回の一連の議論や準備でそう思いましたし、改めて自分たちが普段享受している便益や価値そして普通さが、いかに奇跡のようなバランスの上に成り立っているかを感じました。
もう、全部凄いのですよ!普通にオペレーションされているありとあらゆるものは。本当に絶妙な、奇跡のバランスの上に成り立っているわけです。それを支えているのが生産者であり、別名消費者であり生活者である自分たち、そして同僚や隣人なのですよね。
そういうわけ、これからSOW EXPERIENCEはますます買いやすく、贈りやすくしていきたいと思いますので、引き続きご愛顧いただけますと幸いです◎

補導はされませんか

 

出発は早朝4時台。いってらっしゃい!


長男は中2となり、5年生と4才という弟たちと比べると「かわいい」という感情を抱く機会は減ってきたのですが、冒頭のフレーズには思わず少し反応してしまいました。
彼は今、ひとりでしばらく鉄道の旅に出ていて、さんざん迷った挙げ句、帰りは憧れだったサンライズ(瀬戸?出雲?僕はよく分かりません)に乗って帰ってくることにしたようです。
ただ、東京に朝戻って来るスケジュールのため出発は夜中。
以前、いちど逗子駅近辺で夜10時過ぎに歩いていたら補導された経験のある彼は、補導に敏感です。
サンライズ出雲の出発前に補導されてはたまらないと思い、念のため事前に駅員さんに確認しに行ったときに尋ねたのが「補導はされませんか」だったというわけです。
幸い「されません」とのことで「ᐠ(   ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟワーイ」みたいな報告をしてきたのですが、そんな予定調和にいかないからこその補導なわけで、僕はまだ20-30%疑っています。
けれどリスクを想定して、自分でアクションして確認しに行っているのはエライ!
というわけで大いに楽しんでもらえればと思います。

シャドーイング月間

2月に出した本『だから声かけ話し合う』は、引き続きそこそこ売れているようですが、そこに追加しても良さそうなエピソードをひとつ。
先日、長男がひとりで一泊名古屋旅をしてきました。
行きは在来線、帰りは新幹線という鉄道(そして大好きな東横INN)ありきの旅だったようです。あまり詳しくは聞いてないのでよく知りませんが。
一人旅なんて最高だし応援したい。
けれどお小遣いを渡しているし、資金やりくり術も身につけて欲しい。
その葛藤の結果、ひとつ英語の勉強も兼ねてチャレンジをしてみようという提案をして、彼もやってみたいということに。内容はこうです。


・TEDの30 Days Challengeという3分ほどの動画をシャドーイングする
・スタートから1ヶ月後に本番を設ける。チャンスは3回
・旅代金の100%親負担からスタートし、ミス1つごとに5%が自腹に(本当は減点ではなく加点方式にしたかったけれど良い方法を思いつかず)

 

結果としては、初回のチャレンジではミスを連発して半分以上自腹状態でしたが、そこから修正して3回目のチャレンジ(出発当日の朝)では4-5回のミス。つまり20%ほどの当人自腹で済みました。
つられて僕も久しぶりにシャドーイングをやってみて、”A few years ago”から始まるこの文章を、二人揃って、ひたすら念仏のように唱えている1ヶ月でした。(何度も繰り返していると覚えてしまうので、シャドーイングか暗唱か分からなくなってくるのが難しいところ)
英語の学習という観点で、これがどれくらい効果的なのかは分かりません。
ですが僕は結構楽しかったですし、彼も楽しそうだった(そしてだいぶ自信もつけたように見える)ので良しとします。
次男も触発されて何かチャレンジしたいと言い始めているので、こちらも一つなにか人参ぶら下げつつやってみようかと思案中です。
皆さん、今週もお疲れさまでした。良い週末を◎

磯遊び

月が満月とか新月に近く、大潮または大潮寄りの中潮のときは、三男と、時には次男を連れて磯遊びに行きます。
自転車で3分、バケツと網と水筒抱えて、普段は海水で覆われている近所の磯へ。

磯に行って、(まるで何度食べても美味しさの感動が一向に減ることのない納豆のように)何度行っても毎回驚かされるのが、たった1メートル四方の狭い範囲でも、目が慣れてくると、その中に無数の生き物が生息していることです。カニやヤドカリはもちろん、場所によってはウミウシがいたり小さな熱帯魚が泳いでいたり、透明のエビとかすばしっこいハゼとか、本当に数えきれないほど。

それなりの興味を抱いて、割と前のめりな態度で向かわない限り、ほぼ確実に、単なる磯、単なる水辺、単なる岩礁にしか見えないその場所に、無数の生き物が生息している。このギャップに毎度、密かに心打たれるのです。
と同時に、磯とは全く別の普段の生活や仕事の中で、自分が見るべき大事な事柄、にも関わらず全く見えていない事象、そんなものもあるような気もしてきます。磯にいる時はそんなとを考える余裕もなく、生き物探し(と3歳児の行方)にほぼ全ての意識を注いでいますが。

ちなみに磯遊びに慣れている10歳の次男はサクサクと小魚やらカニやらを獲ってきてはバケツに入れます。一方それらを物珍しそうに眺める三男は、当然見てると触りたくなります。そして手に乗せて暫くすると、特に小魚は死んでしまう。獲ってくる次男と、死なせてしまう三男。当然そこで、次男が嘆くという形でコンフリクトが発生します。三男の行動は、まだ3歳なので致し方ない。そこにイラつく次男の行動も、まだ彼だって10歳なので、致し方ない。その様子を見守る僕が、それを炎天下の中でやららるとイラついてしまうことがあるのも事実で、それが致し方ないのかどうかは分かりませんが、全て含めて恒例行事です。

長男もまだ、たまに一緒に行ってくれますが、もう彼との磯遊びはほぼ終わり。次男もおそらく、ほぼ最終ステージ。となると、まだまだ磯遊びに行きたい盛りの彼は僕にとってのボーナスタイムと捉え、もう暫く磯遊びに付き合い尽くそうと思うのでした。
今日も皆さん、お疲れさまでした。