僕がウガンダに行く理由

この10年、一年おきくらいの頻度でウガンダに行っています。Arigatoという名前で畑やミニスーパーの運営をしているためです。仕込み始めて短めに見て5年、長めに見ると約10年、ようやく少しずつ形になってきたけど、まだWebサイトとかもないし、お金を生むより使う方が多く、継続的な投資をしている段階です。
下記は自分自身での整理も兼ねて、ウガンダに行く理由をまとめてみたものです。(投資が続くので自分を納得させるために書いているとも言えるかも笑)裏方で構わないので小さなヒーローになりたい、そういう感じでしょうか。まだまだ歩みは続くので、巻き込まれたい方はぜひどこかのタイミングでお会いしましょう。
1.仲間
ご縁で仲間ができたから。それが何より最初の理由、動機。しかも中心的なウガンダ人の仲間は日本での生活が長く、コミュニケーションや価値観の点で共有できる部分が多々ある点も大事なポイント
2.基本的な商売の未整備
海がない、道路が脆弱などマクロ的な理由が大きくてウガンダは未だ世界の最貧国の一つ。その分、農業とか小売りとか、製造業とか、基本的な商売で未整備なものがまだ多くあり、チャンスがそこかしこにあるように見えるから
3.勤勉さや工夫の不足
仕事に対してルーズで工夫が少ない場面も見かけることが多く、そこさえ変えれば割と色々できるし、チャンスもあるように思う。時間とか約束を守る、仕事中はきちんと業務に当たる、問題があれば修正したり改善する、そういう当たり前がこちらでは大きな武器になるはず
4.能力テスト
自分の知見とか人柄とかが、異国の地でどれくらい通用するのか試してみたい。今のところ人の気持ちを掴む能力は割と通用しそうな気がしているので、それを武器にどこまでいけるのか興味がある
5.貧者から成功者へ
一緒にやっている仲間の多くは若くして両親を亡くしたり、シングルマザーだったり、色んな辛さを経験しており、お金を持っていない人も多い。そんな彼らと商売を形にして、彼らが経済的なリターンを得る一助を担いたい
6.標準のアップデート
現状を把握し、しっかり考えてプランを立て、その上で動いていけば成功することを示したい。僕らの畑やお店には、既に見学にやってくる人が多いと聞いているので、そういう自分たちの動きを見て、連鎖的に、周囲のコミュニティとか、ひいては国そのものが変わっていくこともある気がしている。仕事に対する当たり前の基準が少しでもアップデートされて、ウガンダという国が豊かになることに少しでも繋がれば嬉しい