一番マシな、民主主義

Aというテーマがあったとすれば、当然のことながら賛成派と反対派が存在します。それが仮に50対50だとすると、それは一見分断です。でも内訳を紐解くと、絶対賛成、絶対反対という人は意外と少なく、どちらかというと賛成/反対という人が8割くらいの大半というケースは少なくありません。 ちょっとした認識の違いですが、これは大きな問題です。巷で言われる「分断」というのは、思いのほかひとつの見方捉え方に過ぎず、事実とは乖離した状態を表しているケースも少なくないからです。 中庸というのはつまらないかもしれないけど、その都度メリットデメリットを比較して、うーーんどちらかというとこっち、、、というのは選択であり、葛藤です。そして、その狭間で揺れ動くのが民主主義の本質であり、良き所。全然良いものじゃないかもしれないけど、その他の統治方法と比較すると一番マシ。金満かつ格差で満たされたアメリカの民主主義も、なかなか与党以外の選択肢が見当たらない不思議な国日本も、または一応民主主義だけど権威主義的なロシアも、それぞれ今の姿になった必然的な経緯があるはずです。だからこそ、それを正義だ悪だと罵声浴びせ合いながら戦っていてもダメで、どこかで話し合いを通じた中庸を探らなくてはならないのでは、と思い始めていたところでした。 そんな中に飛び込んできた、中庸とは程遠く断定的で暴力的な悲しいニュース。もう、一気に力が抜けてしまいました。辛うじて、夜に急遽焼肉を食べて力をつけましたが、とりあえず週末の選挙にはいつも以上に意識を振り向け取り組もうと思った次第です。