これは昨日の朝、隣に住む少年と歩きながら話していて彼が発したフレーズで、少なからず驚きを感じました。彼のお父さんは元々は東京勤務で、今はほぼ在宅ワークに切り替わっているので、そういう家庭であればもはや、東京に仕事しに行く=出張という認識になっていくのでしょうか。 でも振り返ってみれば、地元で商店を営んでいたりする場合は、やはり両親が基本的に家や近くにいるわけなので、東京=出張という概念は少なからず以前からあったのでしょう。 僕は今でこそオフィスに行く日は週の半分くらいになりましたが、コロナ前までは片道50キロ、往復100キロの移動をほぼ毎日繰り返していました。それが当たり前と思っていましたが、自分の中での当たり前は時の経過とともに変わるものだし(変わったし)、人や家族が変われば考え方の基準も大きく異なるものだと、改めて感じた朝のフレーズでした。 ちょうどNTTも在宅ワークを基本にして出勤=出張扱いにするというニュースが報じられていましたが、これは奇しくも彼の考え方と見事に一致しているようで、子どもはその独自のセンサーで社会の動きや変化を敏感に感じ取っていますよね。