国際宇宙ステーション

先日、立て続けに2日ほど数分ずつ、家の前で国際宇宙ステーションを眺めました。フクロウの止まり木(ではなく大きなアンテナ)を設置している近所のおじさんが割と科学おじさんで、今日夜に宇宙ステーションが見られるよ、ISS Detectorというアプリを使うというどこで見られるかも全部分かるよ、と丁寧に教えてくれたのでした。(ちなみに彼は近所の学校で無線通信の授業などもやってるようです) 恥ずかしながら僕も40歳にして初めて国際宇宙ステーションをしっかり目視。光の点と言ってしまえばそれまでですが、物凄いスピードなので明らかに飛行機とは異なるし、数分間移動し続けるので流れ星とも違います。やっぱりあれは国際宇宙ステーションで、その中に数名の宇宙飛行士が滞在しているのだと思うと不思議な気分です。 ちなみに宇宙ステーションは「浮かんでいる」イメージが強いと思いますが、あれは科学的には落下と表現した方が正しいです。球を真っ直ぐ投げたら放物線状に落下する、けれど地球は丸いので無限落下し続ける、とでも言えば伝わるでしょうか。国際宇宙ステーションの飛行高度は約400キロ、地球の重力圏は20〜30万キロらしいので、まだまだ重力は顕在です。ではなぜ宇宙ステーション内の宇宙飛行士やモノは浮かぶのか?それは地球上の訓練などで行われている飛行機の急降下と同じで、つまり、やはり落下し続けているからこは浮かぶのですね。車でも凸凹を通過する時に身体がゾワッとする瞬間、あれも瞬間的な無重力状態ですよね。 やはり国際宇宙ステーション、科学への興味がそそられるとても良い機会ですね