若手アーティストというスモールビジネス

日帰りで大阪でした。大阪の電車内は、都内に比べて読書している人の割合が高いと思うのですが、気のせいでしょうか。

諸々打ち合わせを終えた後は応援している20代半ばのアーティストと小一時間お話。アーティストも起業家と同じで、駆け出しの頃はどう生活を成り立たせるかが大きな問題です。どう稼ぐのか、そして少ない収入の中でいかに仲間や家族と耐え忍ぶか。今、ビジネスを立ち上げる環境はだいぶ整備されてきましたが、一方でそのエコシステムの外側で奮闘しようとしているスモールビジネスも無数にあると認識しています。つまり億単位で調達しました、とかではなく来月までに数万円、数十万円を用立てしなくては、、みたいな世界です。ソウ・エクスペリエンスも初期の頃そういう時期が割と長かったので、よく分かるのです。若手アーティストの挑戦もビジネスの視点で捉えるとその類なのかなと思います。 そして、その悪戦苦闘を目の当たりにした時にどこまで手を差し伸べるべきなのか、それも簡単なようで割と難しい問題です。ガッツと才能があれば苦境を乗り越えて羽ばたけるはずですが、一方で運も大事な要素だと思うので。もちろん運も引き寄せられるかどうか、そして引き寄せた時に引き寄せたと認知してチャンスを捉えられるか、という意味では実力のうちだと思うのですが、既に目の前にいるアーティストを応援したい、と思わせている時点でこちらは巻き込まれているわけですよね。良い意味で。 なので僕は割と寛容な態度で接することにしています。一方で厳しく接するやり方もあると思いますし、どちらも優しさのアウトプットの仕方ですが、これは体質や性格に基づく役回りですね。 そんなわけで、僕は世間的には小さな、けれど個人的には大きい挑戦を応援することに関しては(NASA月面着陸の時のフレーズみたいですねこれ)できる範囲での協力は惜しみません。という小さな宣言をしつつ週末に突入したいと思います