どんなことでも起き得る

先日ニュースを見ていて、スイスには人口860万人に対して900万人分の地下シェルターが、そしてフィンランドには550万人の人口に対して440万人分の地下シェルターがあると聞いて驚かされました。もちろんそれは完全に非常時用に作られているわけではなく、日常的に使う地下スペースや体育館のような形で運用されているものです。けれど、いずれにしてもそれぞれ5万ヶ所、36万ヶ所のシェルターが設置されているようで、その危機意識の高さ、ブラックスワンまで想定した危機管理能力に感心しました。 ちょうどウクライナ危機の行く末がどうなるか、その現実的にあり得るパターンを知りたくてジャレッドダイヤモンドの「危機と人類」を改めて読んでいるのですが、例えばフィンランドはその延々と続くロシアそしてソ連との国境線を守り人口50倍の国から独立を維持し続けるための面従腹背かつ狡猾的なありとあらゆる手段を取り続けてきました。 それを思うと日本の地政学的な有利さはあるとは言え、軍事に加えて地震や噴火、津波と行った自然災害リスクがあるにも関わらず、少しのんびりし過ぎている感は否めません。 コロナやウクライナを目の当たりにして、ひとつの会社の代表者や家族を守る立場にある者として、このところの諸々の出来事は「どんなことでも起き得る」と思うに十分過ぎる期間だったように思います。 これからは今一度、安寧に過ぎることなく最悪を想定した上で日々の生活や人生を思い切りエンジョイしていきたいなと思う次第です。