今日は4月から新たにソウ・エクスペリエンスに仲間入りしてくれた方々との食事会です。(少し早く着いたので待ちきれずひとりで飲み始めています) 会社の性格というものを僕はずっと、その構成員であり渦中にいながらもどこか傍観しているような視点でも見つめていて、これはなかなか面白いなと思い続けています。 はじめは自分の意志で始めているわけだし、メンバーも少ないので自分の性格と会社の性格がかなり一致している。けれど人が増え、10人、50人、100人になってくるとだいぶ全体的な雰囲気というのは自分の性格とは異なるものになってきます。それはとても不思議な感覚で、そこで生まれた会社の性格と自分の性格の差分こそがまさに新たに表出した会社のカルチャーなのではないか、とも思うのですが、かと言ってそれが自分の人格と離れ過ぎると寂しい気もするので、やはり自分の意見や人格を少しでも反映できるよう主張の強度を強めたりする。そう言うことの繰り返しを延々と続けています。 でも、基本的には楽観していてどんな人が来てくれても、どんなカルチャーになろうとも心配はしていません。今その瞬間で頼れる仲間たちと一緒に働くことができていれば、その人たちが採用したいと思う人たちはきっと、機能的にも文化的にもその時きっと会社にとって必要でプラスに働く存在だと捉えているからです。 きちんと全部読んだことはないのですが鴨長明方丈記の出だし「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」は割と昔から好きでして、まさにそんな感じで、これからもどんどん新たな水をドボドボ流していきたいものです。