「ダメ元での相談なのですが」

「ダメ元での相談なのですが」という接頭語のパワーを知らない人が案外多い気がします。 この接頭語の効果は2つあって、ひとつは、常識的には人やお店に頼む範囲を超えているようなことでも頼めるようになること。前置きなしに大きめの要求をすると失礼なやつだと思われて、断られるだけじゃなく嫌われる可能性すらあるけれど、「ダメ元での相談なのですが」を付けると「なるほど、分かった上で言ってるのだな」となる可能性が高まります。 もうひとつの効果は、案外要求やお願いが聞き入れてもらえるケースがあること。もちろんお願いごとの内容とか状況によるので一概には言えないけれど、受け入れて貰える確率が10%とかそれ以上くらい高まったり、これはダメだけどこういう形ならokだよ、みたいな60-70点回答(でも0点より遥かにマシ)をいただける確率もぐっと上がる気が。 何より良いのは、思ったことをモヤモヤ自分の中に溜め過ぎるのは個人的に好きじゃないので、カラッと気持ち良く表現できること。果実を得ることも大事だけれど、それよりも溜めずに吐き出すこと、その癖を維持し続けることの方が大事かもしれないです。 ちなみに細かいですが「ダメ元での相談なのですが」の後に「、、」くらい間隔をあけると、若干の緊張感が生まれつつ、「何だ、そんなことか」となる可能性が高まる気がします。 お試しあれ。

ちなみに何でこんなことを書いているのかと言うと、前回投稿した「自立とは依存先を増やすこと」というアイデアを引き続き考察する過程で思ったためです。依存先を増やすためには経済力を増やしたりコミュニティを作ったり、色んな手段が考えられると思うのですが、その中で「素直に頼む」という点もやっぱり大きいことだと思いますし、それは障害者に限らず全ての人にとって言えることだと思ったのです。 引き続き考察を続けます