「座して待つ」ができない人へ

今、医療機関だけでなく保健所の業務も逼迫しているようだ。(ちょうど今日、保健所の設置数が90年代からほぼ半減しているというニュースが流れていた)それもそのはずで、PCR検査の調整や、もしオフィスや工場等で感染者が出た場合の対応も保健所が行なっているというから、多分めちゃくちゃ忙しいのだろう。 僕の自由大学の講義を受講してくれたSさんは今、ジェラート屋の開店準備を進めているのだけれど、先日zoomで話したら保健所での食品販売営業許可などの業務が完全にストップしているようで、思うように準備が進められず困っていた。そこで販売ではなく無償で郵送する形で、気に入った人には同封したQRコード宛に投げ銭的にPayPayやLINE Payでおひねりをいただくような形にしたら良いのではないか。少し調べてみると、諸説ありそうだが無償であれば(許認可でなく)届出さえしていれば大丈夫なようだ。いくら集まるか分からないが、案外払ってくれる人はいる気がするし、何度かやってみれば気持ち良くおひねりを促すようなやり方もきっと見つかると思う。そんな話をしていたのだが、実験は進んでいるのだろうか。反応が楽しみだ。 そういえば1ヶ月ほど前、ソウ・エクスペリエンス社員の全体ミーティングをzoomで行った際、冒頭に10分くらい、プロのマジシャンをお招きしてトランプ・マジックを披露していただいた。マジシャンも仕事が減って困っているということでテストも兼ねた試みだったのだが、終了後に画面を通じたQRコード投げ銭で確か数千円が集まったと言っていた。多いのか少ないのか分からないが、なかなか面白い体験だった。 今は身動きの取りづらい時期ではあるけれど、少し工夫すれば何かしら動いたりトライする方法はあるはずで、やっぱり下手な鉄砲も100撃てば当たるのだと思う。100撃つ前に当てたいけど。