公衆の面前で身内を褒めるようなことはあまりしたくないのだが、応援の意味も込めて一つだけ。 この1-2ヶ月、自分たち含め色んな人や会社のstruggleを見てきたけれど、妻および彼女率いるFarmCanningは比較的良い形でこの荒波を乗りこなし次に備える準備が整いつつあるように思う。 葉山の広大な畑でのスクールや企業向けケータリングなど従来の生業が閉ざされる中で、それでも全国から集まってくる多くの”もったいない野菜”を何とか人々に届けるべく、安価な惣菜、その名も「レスキュー惣菜」として逗子の近隣の方々に販売したり、そこでの知見をもとにECを着実に準備したり。そして主力商品である瓶詰めが、いかに簡単に調理できるかを伝えるべく映像を作ってYouTubeに載せてみたり。近所への惣菜販売もデリバリーは大変だから数カ所のピックアップポイントを設けて代表者がまとめて近隣の人の分を取りに来るなどwithコロナどころか早くもコロナ2.0を先取りしているようにも思える。それで大きく稼いでいるわけでもないし、自宅リビングで撮影している際は僕は隅に追いやられるし、車のドアを開けると100%ネギ臭で後ろを見るとトランクに満載されていたり、かなりカオスな日常ではあるけれど逞しさを感じる。これをたった数人のチームで、かつ妻は8ヶ月の大きなお腹で忙しなく動き回っているわけだから、やっぱり彼女は類稀にみる高エネルギー体なのだと思う。という中で2冊の書籍(添付写真)も出版しているから、ちょっと異常ではある。 まぁそれはいいとして、規模や業種問わず、こういったstruggleが今、世界中の色んなところで同時多発的になされているのかと思うと、世界の3年5年後が純粋に楽しみになってくる。 FarmCanningオンラインストア:https://shop.farmcanning.com/ja