ハードワーク、修正、本番、チーム、個人記録よりチームの勝利、、、 これらはアスリートやスポーツチームのヘッドコーチなどの取材記事・ドキュメンタリーを読んだり見たりしているとよく目にする単語で、彼ら広義のスポーツ選手のメンタリティ(心の持ち方)は全てのビジネスパーソンにとって大いに参考になるのではないかと最近思っています。むしろビジネスパーソンは最低限のビジネスの動向さえ押さえていれば、あとは興味関心の追求とアスリートのメンタリティ獲得、あと少しばかりの稼ぐスキルを身につければokなのではないか、という気すらします。 営業であれば毎回の営業トークやプレゼン、もしくはマネージャーであれば週メンバー会合や個人面談、役員や経営者であれば毎月の取締役会や四半期おきの全社ミーティング、広報を兼ねた講演・プレゼン、、、それらは会社組織にとって極めて重要な場面であり、それは試合中あまり走らないメッシがゴールの瞬間だけ超絶的なスピードとテクニックを繰り出す、、、みたいな場面に等しいのではないかな、と思うのです。うまくいってもいかなくても、ひたすら修正と改善、練習、そして本番を踏まえまた修正、、、この繰り返しで、この辺りをしっかり押さえておけばあとはどこで何しててもok、と言ったら言い過ぎかもですが、でも、ひたすら頑張る系の仕事は早晩ロボットやAIに置換されるわけで、やはりいざという時に超絶的な力を発揮するメッシ的な力が我々には求められている気がします。ちなみにソウ・エクスペリエンスでは、以前NHKの奇跡のレッスンに登場した元ラグビー日本代表監督エディ・ジョーンズが、都立高校のラガーマンたちにかけていたこの言葉を頻繁に社内で引用しています。(この都立高校は実際にエディ・ジョーンズ来訪後に劇的に強くなり花園出場を果たしました)
「隣同士の細かい情報交換が大切だ/プレー中はいつも話すんだ/話せば勇気も湧く/プレイも早くなる/これは声のエナジーだ」
あんまり新しい提案でもないと思うのですが、スポーツ観戦はチームの勝敗だけでなく特定の選手やコーチの継続的な言動を追っていると、また新たな学びがあって面白いかもしれません。