先日、試しに開催してみた会社説明会は控えめに言ってとても良い試みだったので、特に会社運営している人などには参考になるかもと思い徒然と。 この説明会はもちろん会社としては採用を目的としていたのだけれど、必ずしも転職を考えてない人、例えば以前体験ギフトを贈られて気になっていた(オフィスに行ってみたかった)とか昔どこかで会った人とか、そんな方々がたくさん来てくれたのが良かった。しかも当日オフィスに来て、みんなと話して、何だか面白そうじゃないということでエントリーしてくれた人も多くて有難い限り。恐らく転職マーケットの外側にいる人たちもたくさん含まれていたのではなかろうか。 リストの中から仕事を探すこと・選ぶことを否定はしないけれど、自分の中に何かテーマを持って日々必死に動き回っていたら気になる会社や仕事の一つや二つには必ず出会うだろうし、そこから生まれる偶発的必然性とも言える出会いや遭遇は一つの豊かさを意味する。素敵な方々がエントリーしてくれたこと以上に、そんな出会いや遭遇の帰結として生まれたのが先日の会社説明会の場だったからこそ、何だか良い具合で僕も満たされた気持ちになったのだと思う。 そして何かのテーマを追い続け、その中で喜怒哀楽好不調の波を乗り越えてきた人が仕事でも良いパフォーマンスを発揮する傾向にあったとしても何ら不思議ではない。やはりきっと、興味関心は人を導き、出会いを演出し、人生を有利に導いてくれるのだ。 ソウ・エクスペリエンスは、何か深掘りしたくなるようなテーマが一人でも多くの人の心に芽生えることを願って”興味関心主義”をテーマに体験をギフトにして販売する仕事をしているので、それこそ今回の説明会は会社のコンセプトそのものともうまく合致していたけれど、採用コストに多額を投入している会社も少なくない中で、会社説明会というのは単純だけれど一つ理にかなった施策なのかもしれないとやってみて思った。 いやそんなの常識だよ、ヘッドハントも転職マーケット外じゃん、説明会に向かない会社もあるよ、、など色々ツッコミもあるかと思いますが、単なる振り返り的ぼやきなのでご容赦ください。でも、もし何か参考になれば幸いです!